FEATURE & INTERVIEW 特集・インタビュー

ZE:Aシワン、「赤道の男」で演技派アイドル代表格に

2013年2月10日

Ryo Ogawa (C)STAR EMPIRE IMX, Inc.

 「太陽を抱く月」で美男の儒学生ホ・ヨムを演じ、高い人気を博したZE:Aのシワン。続く「赤道の男」では、暗い秘密を抱えたイ・ジャンイルを熱演し、序盤から視聴者をくぎ付けにすることに成功した。この2作のヒットドラマへの出演で、“演技ドル”としての地位を固めた彼にドラマ撮影時のエピソードを尋ねた。

Q.本作を選んだポイントは何ですか?

 一番の理由は、少年時代ではあるけど、初めて主演の1人に挑戦できるということがうれしかったからです。あと、台本が素晴らしく、ストーリーが完璧だったのでとても引かれました。

Q.前作の「太陽を抱く月」が大ヒットし、「赤道の男」では全く異なる役を演じることになりましたね。

 「太陽を抱く月」でホ・ヨムを演じたイム・シワンとは違った、“新しいイム・シワン”の可能性を見ていただきたいです。俳優としてさまざまな姿をお見せできて、すごくうれしいです。出演を決めた当時は、このように多くの方たちの関心を得られるとは考えてもいませんでした。作品を全て終えてみると、もっとさまざまな演技に挑戦して、僕の新しい姿を視聴者の皆さまにお見せしたいと思うようになりました。

Q.「赤道の男」は重く深いテーマを扱ったドラマですが、なぜそのような難しい挑戦をしようと思ったのですか。

 僕自身、どこまで変わることができるのか、そこに挑戦してみたかったからです。重く深刻なキャラクターは初めてだったので心配もしましたが、あえてチャレンジしてみました。

Q.「太陽を抱く月」と比べるとどう違いましたか?

 「太陽を抱く月」の撮影が終わってから、すぐに「赤道の男」の撮影に入ったのですが、本作のジャンイルという、重く深刻なキャラクターへの切り替えは、想像以上に大変でした。「太陽を抱いた月」とは、作品自体も僕が演じるキャラクターも、真逆といっていいほど違うので。急激な心理的変化というか。それに「太陽を抱く月」では、ビジュアル面での役割が大きかったのですが、「赤道の男」では、完璧に台本を理解した上で演じなければならない難しい役柄だったので、心の持ち方が違いました。

Q.ジャンイルの役作りに当たり、準備したことや心掛けたことは?

 ジャンイルは、どうしようもない現実を打破するため、父親を守るために、友人をあやめることになる少年です。成功を望んでいても、自分が置かれた状況故になかなか難しく、そのせいでちょっと後ろ向きで暗いんですよね。そういった部分をうまく表現するために、普段から彼の感覚を意識しつつ、感情をコントロールしていきました。罪だと知りながらも、父親のために間違った道に行こうとするジャンイルの気持ちを表現したいと思ったんです。

Q.監督からは、どのような話がありましたか。

 監督からは「ジャンイルはとにかく冷徹な人間でなければならない、常に暗い影がないといけない」というオーダーがありました。そして「ジャンイルの高校時代を演じるのだから、高校生当時の気持ちを思い出してみなさい」とアドバイスしてくださったのですが、すぐに「(君の)高校時代が暗くなければ意味がないけど」と言われ、結局役作りでは苦労しました(笑)。

Q.成人したジャンイルを演じたイ・ジュニョクさんと、話し合ったことは?

 台本リーディングの時や一緒に食事をしながら、キャラクターについてたくさん議論しました。ジャンイルの役割について、お互いが持っている考えを話し合ったんです。

Ryo Ogawa (C)STAR EMPIRE IMX, Inc.

Q.撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

 とにかくすごく寒かったですが、先輩方が温かく接してくださったので、寒さを忘れて一生懸命撮影できました。

Q.イ・ヒョヌさんはじめ、共演者の皆さんはいかがでしたか。

 ヒョヌは年下なので、初めて会った時から気楽に接することができました。シーンごとにせりふ合わせをしながら、お互いのキャラクターについて話し合いました。それぞれのキャラクターをより深く理解できるよう、たくさん話をして。ドラマの内容は重く深刻だけど、現場は温かい雰囲気でした。

Q.苦労したことは?

 ぼくは撮影中、カメラが回っていないときでも感情を忘れないように努力していて、キャラクターから抜けられないタイプなんです。ジャンイルは暗い性格のキャラクターなので、そういった部分をうまく表現するために、普段からそのように過ごしていたので、精神的に大変でした。

Q.役に没頭するタイプなのですね。

 以前は自分でも気付かなかったですが、今回「赤道の男」に出演してそう感じました。役に没頭すると後遺症が残るんだな、と。当時は心理的にちょっとつらかったです。どう解消すればいいだろう、と考えていたら、ちょうどシットコム「スタンバイ」の話が来ました。「スタンバイ」に出演しているうちに自然と解消できた気がします。

Q.俳優という仕事の魅力はどんなところですか?

 演技の魅力を最も感じるのは、俳優が演じていると、皆さん息を凝らして見詰めているじゃないですか。そんな静けさの中での集中力、引き込まれる感覚を味わえたときです。この感覚は本当に魅力的なので、今後も演技にチャレンジし続けたいです。

 
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