FEATURE & INTERVIEW 特集・インタビュー

東方神起ロングインタビュー、「いつの間にかデビュー9年、責任感が強くなった」

2012年10月8日

チャンミン(左)、ユンホ (C)マネートゥデー=共同

 東方神起のユンホとチャンミンは9月末、韓国オリジナルアルバム『Catch Me』を発表し、ファンの元に帰ってきた。2011年1月の『Why? (Keep Your Head Down)』以来、1年8カ月ぶりの新曲リリースとなる。

 この間東方神起は、日本単独ツアーを成功のうちに終え、音楽的、人間的にも一段と成熟していた。今年上半期の日本ツアーでは、約55万人の観客を動員。日本でも東方神起の人気が衰えていないということを証明した。

 04年1月の「HUG」でのデビュー以来、気が付けば9年目を迎えた東方神起。デビュー当初から韓国国内で爆発的な人気を誇っていた彼らは、瞬く間に海外へと活動の場を広げていった。注目を集めるようになると、マンネリ化に陥る恐れがあることは否めない。しかし東方神起は、今でもさまざまな面で“飢え”を感じている。これが、彼らが進化し続けている決定的な理由だろう。

 今回リリースしたアルバムは、東方神起独自の力強さを出しながらも、より多くの人々にアプローチできるようなソフトさも加えられている。所属事務所SMエンタテインメント(以下、SM)の看板プロデューサー、ユ・ヨンジンが作詞・作曲・編曲したタイトル曲「Catch Me」がその代表的な例だ。パワフルなエレクトロニックサウンドをベースにしていながら、ハイライトのメロディーはキャッチーである。

 さらに、1999年にデュオ「チャニミニ」がリリースした楽曲をカバーした「夢」、ミディアムテンポのバラード「How are you」、伝統的なロックナンバー「Getaway」を収録するなど、今回のアルバムはさまざまなジャンルで構成されている。東方神起独自の音楽に、新鮮さを加味した作品に仕上がっているといえる。

 成熟した面を見せながらも、時折少年のような純粋な表情をのぞかせる東方神起と対面した。

 

Q.5日放送の「ミュージックバンク」でアルバムのプロモーション活動をスタートさせましたが、久しぶりに活動する感想は?

ユンホ 思っていたよりも、ブランクが長かったですね。僕たちは海外で活動をしていたので、それほど長いとは感じていなかったんですが、韓国のファンを長く待たせてしまったようで申し訳ないです。本当は、もう少し早く活動する予定だったのですが、もっといい姿をお見せしたいと欲張っていたら、この時期になってしまいました。前作の『Why? (Keep Your Head Down)』では力強い側面を強調したので、今回はもっと大衆的な路線でいこうと思ったんです。もちろん、僕たちの音楽スタイルをキープしてはいますが、ハイライト部分に親しみやすいアレンジを加えてみたり、いろいろと努力しました。僕たちはいつも新しいことに挑戦していますが、今回も新しい姿をお見せしたいと思っていました。これからが始まりなので、すごくワクワクしています。まだステージに立っていないせいか、若干プレッシャーも感じています。

チャンミン 韓国での活動は、1年8、9カ月ぶりになるので、すごく久しぶりのような気がします。その間に日本でコンサートをしていて、「Why? (Keep Your Head Down)」を100回以上歌ったからか、韓国でのブランク期間も長かったとはあまり感じないんです。

Q.今回のアルバムの紹介をお願いします。

ユンホ いろいろなジャンルの曲を収録しました。東方神起が1stアルバムで歌っていたような明るい曲も入っていますし、90年代のメロディーを感じられる「夢」や「How are you」、ロックスタイルの「Getaway」も収録しました。タイトル曲の「Catch Me」は、僕たちのスタイルを貫きつつも、聞くのに負担にならない曲になっています。失敗するかもしれないけれど、僕たちはいつも型にはまらず音楽をやってきたいと思っています。今回、いろいろなジャンルの曲を収録した理由もそこにあって、「東方神起はカメレオンのようなグループ」と言われたいんですよね。

チャンミン(左)、ユンホ (C)マネートゥデー=共同

Q.1年8カ月の間で一番思い出に残っていることは?

ユンホ 日本ツアーで、韓国人歌手史上最多の観客動員数を、僕たちが更新したこと。以前のツアーでは約30万人を動員したんですが、今回の日本ツアーで55万人と触れ合ったんです。東京ドーム公演で、ファンが僕たちのためにイベントをしてくれたんですが、あまりに感激して泣いてしまいました。泣いたのはデビュー以来初めてです。あのようなステージに立てていることに、本当に感謝しました。

チャンミン もちろん僕も、日本ツアーがすごく思い出に残っています。僕は自分を追い込むタイプだったんです。ステージでミスをすると、“なんでできなかったんだろう”とずっと思っているような。でも今回は、最初から最後まで楽しくやろうと努力しました。ミスをしても、“次にうまくやればいい”と思うようになって。考えを変えるきっかけになったのは、日本ツアー中に撮影した日本映画『黄金を抱いて翔べ』のおかげです。当時、音楽活動と演技を並行してやるのはすごく大変でした。でも、実際にやってみたら意外にちゃんとできたんです。外国人が日本語で演技をすることはストレスにもなっていましたが、だんだん、むしろ楽しいと感じるようになって。その感覚を味わってからは、仕事を楽しくやろうという考えに変わったんです。

Q.いつの間にかデビューから9年目になりましたね。

ユンホ これまで前だけを見て走ってきましたが、テレビ局に行くと、現場によっては一番上の先輩になっていたりもするんです。それに、僕たちの音楽を聴いて歌手になりたいと思ったと言う人までいたり。長くやってきた分、やっぱり責任感も強くなりましたよね。

チャンミン この前、少女時代がデビュー5周年と言っていたんです。それを聞いて、僕たちも年を取ったなぁと思いました(笑)。

Q.それではアイドルの後輩が気後れするのでは。

ユンホ 少女時代の場合は、僕たちを気楽に接することができるお兄さんだと思っているようですよ。ハハハ。でも、そう言いながらも、遠慮しているところもあるけど。今が一番いい関係だと思います。

 
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