FEATURE & INTERVIEW 特集・インタビュー

キム・スヒョン「時代劇に出演していなかったら病気になってたかも」

2012年7月6日

(C)マネートゥデー=共同

キム・スヒョン(韓国年24歳)は時代劇「太陽を抱く月(原題)」でカリスマ性と優しさを併せ持った王子フォン役を熱演し、放送終了後も“フォン マニア”を生み出すほど、絶大な人気を得ている。自身の人気については、“実感していません”と笑顔を見せ、演技について語った。

Q.劇中の王子フォンの堂々としていてカリスマ性あふれる姿が人気を集めたが、王子役を演じてみてどうだった?

僕にはやっぱり身の引き締まるような役で、荷が重過ぎた役でもありました。王として生きたこともないし、王として全ての物を持ち合わせていながら心に痛みを抱えているという役柄で、それをずっと演じ続けなければいけない。大衆に命令を下さなければいけないし、大臣と共に政治もしなければならない。リーダーシップもなければいけないし、心理戦をしたり、いつも今よりも先のことを考えて行動しなければいけない。今僕が持っているパワーでは足りないと感じました。だから撮影が始まってからはいつも挫折ばかりしていましたし、失望もしました。すごくもどかしい気持ちでいっぱいでした。

Q.そういうときに、先輩俳優らが助けてくれたとか?

先輩や同僚のおかげで、自分のことを信じることができたし、パワーを得ることができました。俳優はもちろんスタッフ一人でも足りないと駄目というぐらいに、一致団結していました。

Q.キャスティングは、チン・スワン作家とキム・ドフンプロデューサーと出会ったときにすぐ決まったとか?

キャスティングの前にお二人にお会いしたんです。僕が演じる役について、僕は「この人物を愛することができる、信じてほしい」と堂々と話したんですが、実はそれは作戦だったんです。そのぐらい僕のことを見てほしかったし、特に監督と作家からは信頼を得たかったし。僕をまず信じてほしかった。そうすれば今後気楽に意思疎通もできるだろうし、誰かが僕のことを信じてくれるならそれを糧に頑張れるから。それで得られるパワーというのはすごいものなんです。監督と作家は僕にとって、船の船長と副船長なんです。

Q.制作発表会でも何度も「信じてください」と言っていたが。

正直に申し上げると、まだ僕が僕自身を信じられないから、すごく心が弱い状況にあったんです。だから、マインドコントロールしていたんです。演じるときは違いますよ。外に出す必要はないから。それがフェンの状況と似ているかもしれないんですね。ハハハ。

Q.原作を読んでフォンという役にハマったとか?

シノプシスと第1話を読んですごく興奮しました。周囲からは「もし出演オファーがなかったら、スヒョンがかわいそう」と言われるぐらいに、本当に演じることができなかったら多分病気になっていたと思います。だからこそ挑戦したんです。限界に挑んで挫折して。そのおかげで、本作がすごくありがたい作品になりました。おかげで視野もすごく広くなったし、得るものもたくさんありました。

Q.撮影中、内官のヒョンソン役のチョン・ウンピョや武士のジェウン役のソン・ジェリム、ヤンミョン役のチョン・イルらと休憩時間によく遊んでいたとか?

初めての時代劇で、しかもあんなにシーンが多い作品は初めてでした。肉体的にも精神的にもすごく疲れていましたね。寒いし夜の撮影が多いし、おなかはすくし、眠いし。僕だけじゃなくて共演者とスタッフを含めて100人以上が同じ思いをしている。苦労を共にすると仲良くなるし気楽に過ごせるようになるでしょう。大したことはないけれど、おしゃべりしたりいたずらをし合ったり、そういうことが唯一の自由時間というか、充電する時間でもあったんですよね。いつの間にか、そういう時間を過ごすことで力を得たり、パワーがスタッフにも伝わって行きましたね。

Q.共演者のチョン・ウンピョは“本能的に演じているところがある”と褒めていたが。

ハハハハ。本能的な部分と努力している部分の比率は、6対4ぐらいですね。撮影がスタートしたら練習なんてできないでしょう。だから、撮影が始まる前に練習をして、自分の物にする。それから撮影に入ると、積み重ねておいたものを水が流れるように少しずつ見せていくんです。相手役と呼吸を合わせなければいけない。僕は僕自身の呼吸を、エネルギーをずっと出し続けていると思うんです。それに共演者が反応しているいうイメージです。

Q.「太陽を抱く月」を演じてから変わったことは?

うーん、まだ振り返る時間はないんです。少しずつ得られるものが多くなるし、少しずつ人の目を気にするようになる。フォンもそうだったように。だから、宮殿の外に出ることができない。そういう感じですね。山の中腹にいるときに断面を切ると動ける空間は、頂上よりも広い。だけど、山頂に向かって登れば登るほど動けるところが狭くなり、上り詰めると橋の上に立っている感じになる。フォンもそうだったし、そういうフォンに向かって行っている感じがしますね。すでに変わったものはありますよ。より多くの方々に愛されるようになったし、キム・スヒョンのことを知ってもらう機会も増えたし。これから変わっていくものがあれば、演技についてのことだと思うんです。(2012年3月26日マネートゥデー掲載、キム・ヒョンロク)

「太陽を抱く月」8月18日からKNTVで日本初放送!
毎週土・日曜午後10:00~11:35
※7月8日(日)午後5:40~8:00 第1・2話先行放送


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