FEATURE & INTERVIEW 特集・インタビュー

『ぼくに炎の戦車を』韓国公演、草なぎ剛ら主演陣が会見

2013年2月1日

チャ・スンウォン

 2012年、草なぎ剛、チャ・スンウォン、広末涼子、香川照之ら豪華キャストで上演した舞台『ぼくに炎の戦車を』。東京・大阪での公演を経て、1月30日からソウル・国立劇場(ヘオルム劇場)での公演がスタート。初日公演前日に行われた、会見の様子をお届けします。

Q.自己紹介をお願いします。

チャ・スンウォン こんにちは。流浪芸人集団、男寺党(ナムサダン)のリーダー、イ・スヌ役を演じるチャ・スンウォンです。お会いできてうれしいです。

広末涼子 アンニョンハセヨ。皆さんこんにちは、広末涼子です。このたび初めてソウルで舞台に立つことになり、ものすごく緊張していますが、韓国の皆さんに喜んでいただけるように精いっぱい頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

草なぎ剛 (韓国語で)皆さんこんにちは、草なぎ剛です。今日はわざわざお越しいただきありがとうございます。できる限り、一生懸命頑張ります。よろしくお願いします。

Q.通訳は必要ですか。

草なぎ はい、お願いします。

香川照之 アンニョンハセヨ、カガワテルユキイムニダ。韓国での記者会見に出席することができて光栄です。短い期間ですが、韓国の方々にもこの舞台の素晴らしさや、舞台が持つ力を見せたいと思います。よろしくお願いします。

Q.出演した感想を聞かせてください。

チャ 2012年9月26日に日本に渡り、1カ月程練習しました。その後、12月に東京で公演が始まり、40回あまり演じてきました。今回1カ月ぶりに、韓国で公演することになります。最初この作品をやることになったときは、現代劇ではなく時代劇ということもあり、いろいろと悩むことも多かったですが、練習していくうちにこれまでなかった経験をしたり、素晴らしい共演者たちのおかげで、本当に良い作品になったと思います。初めての舞台で、全ての回が満席で、毎回スタンディングオベーションを頂くという経験自体が不慣れで不思議な気もするし、また一方では非常にありがたく思っています。もちろん、この演劇も人が作ったものなので完璧だとは言えません。ですが、演出の鄭義信(チョン・ウィシン)さんが、在日韓国人として暮らす中で感じた痛みや喜怒哀楽を、登場人物の中にうまく溶け込ませているので、観客の気持ちを動かすことができたのだろうと思います。僕にとってもまた、とても良い経験でした。

チャ・スンウォン(左)と広末涼子

広末 チャ・スンウォンさんをはじめ、韓国の俳優の方々とご一緒させていただいて、皆さんのハートの温かさや、芝居に対してはもちろん、いろいろなことに対して熱くなれる情熱を目の当たりにしました。また、チャ・スンウォンさんには本当に優しくしていただいて、日本と韓国では文化や言葉が違うのに、みんなで一つになれるということを強く感じました。チャ・スンウォンさんもおっしゃっていましたが、お客さんにスタンディングオベーションをしていただいて、私が今まで生きてきた中で、毎日スタンディングオベーションをしていただける、そんな舞台に出合ったのは初めてだったので、本当にありがたく、うれしく、お芝居をしてきて良かったな、と思わせてくれた作品でした。それをここソウルで、同じように見ていただけるということを本当に光栄に思いますし、一人でも多くの人に喜んでもらえるように、短い時間ですけれども、5日間精いっぱい頑張りたいと思います。

草なぎ (韓国語で)僕もチャ・スンウォンさん、広末さんと気持ちは同じです。(日本語で)僕もチャ・スンウォンさんと広末さんと同じ気持ちで、東京からやって参りました。日本では東京と大阪公演がありまして、徐々に舞台が良くなっていきました。本当にこの舞台は観客の皆さんに育ててもらい、今日、韓国まで来られたのだと思っています。韓国の舞台に立つというのは、僕にとっても一つの目標だったので、これ以上幸せなことはありません。自分の力を持っている限り、それ以上の力を出すよう努力して、見に来てくださる方に「明日また頑張って生きていこう」という希望や夢、力を少しでも劇場から持って帰っていただけるとうれしいです。そのために僕らは、毎日毎日練習し、東京、大阪を経て徐々にレベルアップしてきているので、本当に最高の舞台になると思います。皆さん、期待してください。よろしくお願いします。

香川 この4カ月間に起こったこと、それとこれから一週間で起こるだろうことを、この3人が言い尽くしてくれたので、僕はあまり話す必要はないかもしれません。でも、一つだけ今思ったことを話しますと、俳優というのは一つの舞台で一人一人の人間が、一人一人の俳優と生で出会えることが一番の魅力だと思います。稽古の4カ月間、四十数回の公演を通して、僕はここにいる3人の主要キャストと全ての俳優、スタッフたちと生のぶつかり合いをしてきました。草なぎさんはどんな状況でもひょうひょうとして、常に前向きな姿勢で僕たちを引っ張ってくれていました。非常にいい4カ月間を過ごせてとても尊敬することができました。出会いに感謝します。広末さんに対しては、その存在自体に感謝しています。柔らかさとすがすがしい心、それが、時にすさんだ空気が流れた舞台をどれだけ癒やしてくれたか。存在に感謝します。一言と言っておきながら、随分長くなっています。そしてチャ・スンウォンさんです。今回、彼と共演できたことを、舞台の神様に感謝したいと思っています。僕の個人的な感覚なのですが、舞台が始まってチームワークができてくると、俳優同士プラグのようなものをお互いのソケットに差し合うような感覚があるんです。そしてつながっていきます。全ての俳優とスタッフがプラグでつながっているのを、目に見えないんですけれども、感じます。この舞台において、チャ・スンウォンさんの存在はメーンの電源なんです。これが、こういう状況の中、日本と韓国が手を合わせて舞台をやる意味なのだと感じていました。舞台が終わったら、われわれはまた違う仕事に向かいますが、この体験を通して心の中で支え合える仲になったということは、僕にとって財産です。

 

関連リンク

日本公演・公開リハーサル取材記事はこちら

icon舞台「ぼくに炎の戦車を」囲み取材詳報


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